ALPS、試験運転を順次再開へ 規制委で東電報告

25日の原子力規制委員会で、福島第一原子力発電所における多核種除去設備(ALPS)の補修について報告された。

A、B、Cの3系統のうちA系統で6月、処理前の汚染水をためるタンク外側に汚染が確認されたため、順次停止して、3系統の状況を調査、それぞれに腐食が発見されたため、腐食防止等の対策を検討、実施してきている。原子力規制庁では、東電の腐食防止等の対策は現時点の知見に照らし概ね有効としている。

東京電力は、同日夕方の汚染水・タンク本部会見で、27日からC系統のホット試験を開始、以降、A、B系統も準備ができ次第、ホット試験を再開するとしている。


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