「1日も早い再稼働を」 中部経済連 エネ政策で提言

中部経済連合会は8日、エネルギー・環境政策についての提言をまとめた。ものづくり基盤を守るため、「喫緊の課題であるエネルギー需給不安の解消やエネルギー価格の上昇回避に向け、あらゆる手段を講じていただきたい」とし「とりわけ原子力発電は重要かつ効果的な役割を担うことから、原子力発電所の安全性を速やかに確認し、1日も早い再稼働を実現すべき」と強く要望している。

また「政府は、原子力を含めた将来の適正なエネルギーミックスを明確に示さなければならない。エネルギー政策が曖昧な状態では、国民生活や企業競争力に深刻な影響が生じ、温暖化対策などの環境政策も定まらない。今後もわが国でものづくりが存続できるかどうか、もはや一刻の猶予もない状況」との危機感を示し、「政府は責任をもって、将来の方向性を示すべきである」としている。


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