住宅の除染44%実績に前進 環境省まとめ

環境省は18日、放射性物質汚染対処特措法に基づき汚染状況重点調査地域に指定されている岩手県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県及び千葉県下の58市町村における除染の進捗状況について、今回が第5回目となる8月末時点の状況の調査結果を公表した。

優先的に除染を進めている学校・保育園、公園等の子どもの生活環境に関連する施設については、学校・保育園等が96%の進捗(発注済みは99%)、公園・スポーツ施設が85%(同93%)の進捗で、順調に進められている。

また住宅の除染については、6月末の前回調査時の約30%から、約44%へと実績割合が大きく増加している。

道路は約8割、農地・牧草地は約6割の除染が終了している。


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