5つの分野で協力強化へ 東電と米DOE 汚染水防止や廃炉など

東京電力は1日、福島第一原子力発電所事故の収束作業をめぐり、米国エネルギー省との協力関係をより強化することが必要との認識で一致したことを明らかにした。

来日し現地を視察した同省のモニッツ長官は、視察を通じ、今月予定している4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けた準備や汚染水対策などの廃炉に向けた取組みについて「着実に進められている」とコメントし廃炉作業を進める作業員らを激励した。(写真右は免震重要棟を視察するモニッツ長官・右から3人目)

同社は現在、5つの分野に関して、DOE傘下の国立研究所との技術協力関係を構築するべく調整中、地下水汚染防止や原子炉建屋内の止水など5つの分野で協力を強化する方向だ。


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