外相、IAEA協力他求める イラン核問題

岸田文雄外務相は9、10日、イランを公式訪問し、ローハニ大統領らと会談を行った。

核問題関連では、岸田大臣より、ローハニ大統領に対し、社会の信頼を得るため、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准、追加議定書(AP)の批准・実施を含むIAEAとの完全な協力などを提案した。

また、ザリーフ外務相との会談では、7〜9日に行われたEU3+3とイランの交渉の詳細について説明を受けたほか、核問題に関し日本が重要な役割を果たすことへの期待が述べられた。これに対し、岸田大臣は、イランが柔軟性を示し双方が合意形成できることへの期待を示し、CTBTおよびAPの批准・実施を含むIAEAへの完全な協力、軍縮・不拡散会議の再開を求めた。


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