服部原産協会理事長メッセージ 安全性高めて貢献

服部拓也・原産協会理事長は5日、アイゼンハワー大統領演説60周年に寄せるメッセージを同協会HPで発表した。

過去の事故の教訓に学びながら原子力技術の安全性を高め、安全文化の醸成に努めてきたにもかかわらず、2011年、東京電力福島第一原子力発電所の事故を起こしたことは慙愧に耐えないとし、世界の叡智を結集して、福島の再生と復興に尽力するとともに、二度とこのような事故を起こさないようにする必要があるとしている。

また、原子力先進国としての日本の責務として、国際原子力機関(IAEA)の枠組みの下、3S(核不拡散、原子力安全、核セキュリティ)の確保を大前提として、事故の教訓を世界と共有し、より安全性の高い技術で原子力発電の新規導入国を支援していくことを挙げた。

原産協会としては、放射性廃棄物の最終処分等の残された課題を克服しながら、原子力発電の安全性を最大限に高め、平和利用のために尽力していく決意を新たにした。


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