日中韓、情報交換の枠組み合意 規制機関相互に

日本、中国、韓国の原子力安全規制機関の幹部による会合が11月28日、中国・杭州で開かれ、平時・緊急時の情報交換枠組みについて合意した。この「日中韓上級規制者会合」は、北東アジア地域の原子力安全の向上を目的として08年に設置されたもので、日本からは、原子力規制委員会の大島賢三委員が出席した。

今回の合意では、福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえ、3国の規制関係機関の間に「情報交換フレームワーク」を設立するもので、トラブル事象発生時の通報体制整備、他国で実施する防災訓練への参加などについて取り決めた。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで