ウェスチングハウス新会長に 東芝、岡村氏

東芝は12月19日、同社のグループ会社であるウェスチングハウス社の新会長に、2014年1月1日付で、東芝の電力システム社原子力事業部長である岡村潔(おかむらきよし)氏が就任することを発表した。

岡村氏が同社取締役会長への就任は、引き続き、東芝とウェスチングハウス社のシナジー効果の最大化を図ることによって事業拡大をめざす目的という。

なお、現・取締役会長の志賀重範(しがしげのり)氏は、引き続き東芝電力システム社の副社長として、電力システム事業の経営にあたる。

ウェスチングハウス社は、開発した最新型のPWR「AP1000」が、現在米国で4基、中国で4基が建設中であるほか、世界各国で提案活動を展開している。

また東芝は、ウェスチングハウス社の活動拠点を通じたBWRの提案やタービン設備等の納入を予定するなど、シナジーをはかっている。


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