日仏外相が戦略対話をパリで 原子力協力も確認

岸田外相とL.ファビウス仏外相による第4回日仏外相戦略対話が9日、パリで開催された。

ファビウス仏外相は、日仏間での福島第一原発事故に関する除染作業の協力やトルコの原子力発電所建設計画での協力を評価した。岸田外相はこれに対し、福島第一原発事項に関するフランスの支援に感謝し、第三国における原子力協力を進めていきたいと述べた。

昨年6月のオランド仏大統領訪日の成果である「日仏間協力のためのロードマップ」を前進させていくことを確認したほか、日仏の民間企業協力が高密度に発展しており、双方の成長戦略に資する協力を進めていくことを目指すとした。また、フランスが2015年にCOP21の議長国を務めることを踏まえ、COPでの協力についても一致した。


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