中国の大連に研究開発拠点 東芝メディカル

東芝メディカルシステムズは20日、中国大連市に同社の100%子会社である東芝医療系統研究開発(大連)有限公司(以下、TMRD)を設立したと発表した。

中国での開発拠点として、競争力ある製品をタイムリーに開発、グローバルニーズに応える製品の提供をめざす。X線診断装置、CT、超音波診断装置、MR、検体検査装置のハードウエアなどの開発を行い、開発上流から開発に参画し、中国の利点を生かした研究開発を推進して行く方針だ。

今後はTMRDを中国におけるグローバル開発拠点として、既存の医用工場などと連携し、グローバルな顧客ニーズに応える製品開発を進めていく方針という。

同社は事業のグローバル化にあたり、2002年に大連市に医療システムの開発や生産を行う拠点を開設したほか、アジア、欧米などに開発拠点を構築してきている。


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