大間フルMOX審査「慎重に」 規制委員長

原子力規制委員会の田中俊一委員長は22日、建設中の電源開発大間発電所に係る新規制基準に基づく審査に関し、フルMOX炉心については、「相当慎重にならざるをえない」との認識を示した。「函館市が先般、大間原発の建設差し止めを求める訴訟を3月にも起こす」との報道に関連し、記者が質問したのに対して答えたもの。同所は、運転開始当初からMOX燃料を3分の1程度装荷し、段階的に全炉心装荷とするABWR。


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