移動式γ線遮蔽衝立開発 山本化学他

素材メーカーの山本化学工業は1月14日、ガンマ線を約85%以上遮蔽できる移動式の高効率放射線遮へい衝立「RSM HARDY E―600 パーティション」を三進金属工業と共同開発したと発表した。山本化学工業の放射線遮へい材「E―600」を10層構造とし、遮へい材の総重量は約2トンにもなるが、三進金属工業の軽量で頑丈な金属加工技術により、これを支える構造体を可能とした。現場の路面状況に応じて、車輪の大きさやフォークリストなどのアタッチメントの取り付けも可能で、原子力事故現場での利用が期待できそうだ。

この他、放射線汚染土壌の仮置場などに使用可能な「RSM HARDYE―400 パーティション」もある。


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