線量評価など継続支援を 放医研 IAEA協働センター認定でシンポ

放射線医学総合研究所は2月20日、都内のホールで、IAEAの協働センターとして、3期目の認定を受けたことを記念するシンポジウムを開催した(=写真)。

IAEAは、実践的研究や人材育成の特定プログラムを支援するため、現在、世界20か国の研究機関を、協働センターとして認定しており、放医研は、06年、これに認定された日本で唯一の機関となっている。

シンポジウムでは、放医研が協働センターとして認定されている「低線量放射線生物影響」、「重粒子線がん治療」、「分子イメージング」の3分野での活動成果が報告されるとともに、インド、マレーシア、ベトナムから来日し研修を受けた研究者らが討論を行い、線量評価に関するアジアネットワーク化、重粒子線治療の普及、トレーニングの成果交流などに向け、放医研による継続的な支援、専門家との対話を求める意見があった。


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