ホットスポットきめ細かく 国際航業・AMEC 業務提携で除染加速

防災や社会インフラに関するコンサルティングを行う国際航業は、放射線モニタリングで高い技術を有するAMEC Asiaとこのほど、被災地域の環境回復を支援するための業務提携を結んだ。国際航業が持つ空間情報技術を活かした地理情報システム(GIS)と、AMECの陸上放射線計測システムとを組み合わせ、放射性物質の種類や量、広がり状況などを容易に把握し、被災地域の除染活動における放射線計測技術を強化するもの。

AMECの陸上放射線計測システムは、GNSS(全地球航法衛星システム)アンテナを搭載しており、放射性物質が局在する領域で、詳細な面的分布の計測が可能だ。今回の提携により、同技術と、国際航業のGISとを組み合わせ、ホットスポットの所在をきめ細かく調査することで、より的確な除染計画を立案し被災地復興の加速化を目指すこととしている。


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