富士電機、高機能の線量計を発売 ナノSv単位で計測

富士電機は2月24日、積算放射線量を1ナノSvから表示し、放射線量率も1台で測定できる高機能積算線量計「DOSEe nano」(=写真)を3月より発売すると発表した。

原子力事故による避難者の早期帰還に向け、東京電力が共同して開発した製品で、個人の1日の行動と被ばく線量の関係を詳細に分析するため、1分ごとのナノSv単位の計測や電池の長寿命化など、従来品から改良を図っている。

新製品は、専用のソフトウェアを使いパソコンに接続することで、被ばく線量の細かい変化や一定期間の最大線量などを、時系列・リアルタイムに記録・管理できる。また、市販のUSB充電器で充電が可能だ。販売価格10万円(税別)。


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