核物質の最小化など表明 ハーグ核セキュリティサミット テロ対応や輸送時の安全確保等 国際協力の強化議論

24日と25日、オランダのハーグで行われた第3回核セキュリティ・サミットに出席した安倍首相は、全体会合のステートメントで、日本の核セキュリティ向上への姿勢として(1)核物質の最小化と適正管理についての日本の取組とコミットメント(2)核物質防護条約の改正等の日本国内の取組強化(3)輸送セキュリティに関するフランス、韓国、イギリス、米国との5か国共同声明の発表等からなる国際貢献の強化――の3つの柱を表明した。

核テロ発生時の初動対応など各国首脳が議論する政策シミュレーションの場で、安倍首相は、福島第一原発事故を経験した立場から、国民に対して正確な情報を提供することと国民の健康被害を防止するためにできる限りの措置をとることの重要性を指摘した。


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