処分地選定、国内で可能と評価 経産・廃棄物WG

経済産業省の高レベル放射性廃棄物に関する技術ワーキンググループ(WG)は3月20日、地層処分に際し、適切な段階的サイト調査を行うことで、天然現象の長期的変動の影響を踏まえても、好ましい地質環境の長期的安定性を確保できる場所を国内に選定できるなどとする評価結果をまとめた。

WGでは、地層処分の技術的信頼性に関する第2次取りまとめ、いわゆる「2000年レポート」から10年以上が経過し、研究開発の進展、東日本大震災の経験などから、改めて最新の科学的知見を反映した再評価を行うこととし、昨秋より専門的検討を進めてきたもので、今後の研究課題、処分事業と並行した技術開発の必要性も示した。


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