6部門に大括り組織再編 原子力機構

日本原子力研究開発機構は1日付で、組織再編を行った。「もんじゅ」保守管理問題やJ―PARC事故を踏まえ策定された機構改革計画に基づくもので、理事長を中心とする経営を支援する機能強化を図るため、「戦略企画室」、「安全・核セキュリティ統括部」、「法務監査部」を設置したほか、従来の8研究開発部門・17事業所を6部門に大括り化し、機構のミッションを的確に達成する「強い経営」を目指すこととしている。

新たに置かれる6部門は、「福島研究開発部門」、「安全研究・防災支援部門」、「原子力科学研究部門」、「高速炉研究開発部門」、「バックエンド研究開発部門」、「核融合研究開発部門」で、敦賀地区の組織再編は、「もんじゅ」保安規定の変更認可後となる。

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原子力機構は、3月31日付で辻倉米藏副理事長(敦賀本部長)を退任させ、4月1日付で後任として、齋藤伸三・敦賀本部高速増殖炉研究開発センター所長を当てる人事を発表した。


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