厳しい電力需給、予備率3%台に エネ調・小委まとめ

経済産業省総合資源エネルギー調査会の小委員会は4月25日、13年度冬季の電力需給分析結果と、今夏の需給見通しに関する報告書を取りまとめた。今夏は、原子力発電所の稼働停止や大規模火力のトラブルなどを受け、大幅に厳しい需給状況を想定し、特段の対策を検討する必要があるとしている。

小委員会は、同17日の会合で、電力各社から報告を受けた原子力による供給をゼロとした今夏の需給バランスを整理し、周波数変換装置(FC)を通じた電力融通を行えば、全国レベルで、安定供給に必要な予備率3%がかろうじて確保できる見込み。


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