日本原子力発電 東海第二の新基準審査を申請 地震や津波、火災など対策 ケーブルは耐火材で防護

日本原子力発電は20日、東海第二発電所(BWR、110万kW)の新規制基準適合性に係る審査の申請書を原子力規制委員会に提出した。同時に、安全協定に基づく新増設等計画書を茨城県および東海村に提出した。

これで、規制委員会で審査中の発電所は、BWR6基、PWR12基、計18基となった。同機は現在、東日本大震災の影響で停止中だ。

新基準を踏まえた対策としては、基準地震動の引き上げや、全長約2000mの防潮堤設置、重要な建屋扉の水密化、火災防護対策では、耐火材巻き付けによるケーブル防護などを図ることとし、原電では、これらについて既に、地元自治体にも説明を行っている。


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