ヨウ素剤配布で模擬説明会開く 原子力規制庁

原子力災害発生時に放射性ヨウ素による内部被ばくを抑える安定ヨウ素剤を原子力施設近隣住民に事前配布・説明を行う際の運用シミュレーションが23日、都内の会議場で行われた(=写真)。原子力規制庁主催の本模擬説明会では、原子力災害対策指針に基づき同庁が定めたマニュアルで、安定ヨウ素剤を事前配布することとされている原子力施設5km圏内のPAZ区域にある架空自治体・三田町の職員、医師、薬剤師、住民などに扮した規制庁職員や、実際の立地自治体職員らが、説明、質疑応答、服用の適否を判断するチェックシートの記入、問診、配布など一連の流れを体験した。説明会には、22道府県、32市町村から、計125名が参加した。


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