[原子力産業新聞] 2014年5月29日 第2720号 ＜2面＞

原産、汚染水対策でコメント

原産協会の服部拓也理事長は２１日、福島第一原子力発電所で、地下水バイパスが始動したことを受け、地元漁業関係者らの理解に対し感謝の意を述べるとともに、東京電力に対しては、信頼につなげるためにも、確実に運用がなされるよう、緊張感を持って取り組んで欲しいとするコメントを発表した。

また、原子炉建屋周囲の凍土壁について、原子力規制委員会から技術的検討を求める意見が示されていることに関して、最近報道公開された実証試験に至るまでのプロセスで、関係者間での議論が十分になされなかったのではないかと疑問を呈した上で、推進側、規制側とも、情報や知見を共有し、率直な意思疎通を図り、一体となって効率的・効果的に取り組む必要を強く求めている。

お問い合わせは、政策・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで