新潟地震から50年 特設サイトで発災時の写真も

1964年の新潟地震発生から16日で丁度50年となる。当時、生まれていなかった人でも、横倒しになったアパートや、もうもうと黒煙を上げ燃え盛る石油タンクの映像を思い浮かべる人も多いことだろう。新潟地震は、液状化現象や津波など、大地震に伴う自然現象の脅威とともに、社会インフラに大きな被害を与えたことから、都市防災のあり方に関する教訓を現在に伝えているといえる。

このような被災現場ののスナップ写真や空中写真など、関連の資料を公開する「1964年新潟地震オープンデータ特設サイト」(http://ecom-plat.jp/19640616-niigata-eq/)が5日、防災科学技術研究所により開設された(=写真)。「首都直下地震」の切迫性が指摘されるところ、改めて震災の経験を振り返り防災対策に活かす一助として、アクセスしてみてはいかがだろうか。


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