副会長に大宮英明氏 原産協会 定時社員総会開催

2014年度原産協会定時社員総会が18日、東京の日本工業倶楽部で開催された(=写真)。

2013年度事業報告と決算案、14年度事業計画・収支予算案が承認され、新たに副会長として大宮英明・三菱重工業代表取締役会長が就任したほか、理事に秋庭悦子・NPO法人あすかエネルギーフォーラム理事長、門上英・三菱重工業常務執行役員エネルギー環境ドメイン原子力事業部長、小出重幸・日本科学技術ジャーナリスト会議会長、遠山眞・三菱原子燃料社長補佐、畠澤守・東芝電力システム社原子力事業部長、廣江譲・関西電力代表取締役副社長執行役員、藤冨正晴・発電設備技術検査協会理事長、松浦祥次郎・日本原子力研究開発機構理事長、松村博史・双日常務執行役員金属・ユーティリティ本部長の9人が新任となった。

今井敬・原産会長は、4月のエネルギー基本計画閣議決定を受け、安全性が確認された発電所の早期再稼働を求めたほか、40年運転制限やリプレイスおよび新増設、廃棄物等サイクルなどの諸課題について解決に導いていくべきとした。また電気事業連合会「原子力リスク研究センター」設立に触れ、事業者が過去を反省し新たな一歩を踏み出したとして、今後への期待を述べた。

来賓として赤羽一嘉経産副大臣が出席したほか、櫻田義孝文科副大臣挨拶を田中正朗大臣官房審議官(研究開発局担当)が代読し、それぞれ原子力の重要な役割について言及した上で、産業界への期待を語った。


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