学会新会長に藤田玲子氏

日本原子力学会は、20日の総会で、新会長に藤田玲子氏(東芝電力・社会システム技術開発センター主席技監)を選任した。同氏は、前期に副会長を務めていた。

藤田氏は、会長就任に当たり、福島第一原子力発電所事故に関し、学会が3月に取りまとめた調査報告書の提言事項を実施、フォローすることを第一に掲げるとともに、「事故を契機として学術的に原子力の新たな分野を開拓し、研究に取り組んでいきたい」などと抱負を述べている。

なお、副会長には、上塚寛氏(日本原子力研究開発機構)、上坂充氏(東京大学)、柴田洋二氏(日立GEニュークリア・エナジー)が選ばれた。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで