ノボボロネジU―1の建設進展 ロシア

ロスアトム社傘下のエンジニアリング企業であるアトムエネルゴプロエクト(AEP)社の19日付け発表によると、ロシア中部で建設中のノボボロネジ原子力発電所U期工事1号機で、二重格納容器の外側のドーム屋根にコンクリートを打つ作業が完了した。

2015年の完成を目指す同炉は120万kW級の原子炉設計シリーズ「AES−2006」となる予定。二重の格納容器は、スチールで内張りされたプレストレスト・コンクリート製の内側容器と鉄筋コンクリート製の外側容器で構成される。内側容器は放射性物質が漏れ出るのを防止する一方、外側容器は航空機の衝突や地震など、物理的防護の役割を担う。


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