2014国際食品工業展 東京ビックサイト、9万人超が来場 X線検査装置など展示

2014国際食品工業展(FOOMA)が10日から13日まで、東京ビッグサイトで開催され、約9万2000人が来場した。

システムスクエア(新潟県長岡市)では、アルミ包材のかみこみ検査と異物検査が同時にできるかみこみX線検査機や、湿度の高い環境や粉ホコリの多い場所にも強いX線検査機を紹介(=写真左上)。検査範囲の調整が容易な「かんたん感度設定」機能など操作性にも優れたところを示した。

アンリツ産機システム(神奈川県厚木市)では、独自の画像処理技術とデュアルエナジーセンサ技術を搭載した最新高感度モデルのX線異物検出機を展示し、従来では検出が困難だった薄く密度の低い食肉中の骨などの検出感度を大きく向上させた点に自信を見せた。

イシダ(滋賀県栗東市)は、袋詰め・箱詰め商品内容物などで重なりがあっても高精度で混入異物を検出できるX線異物検出装置を出品し、消費者の安全安心を支える技術を誇った。(=写真左下)


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