ロボット実証試験 格納容器漏えい箇所特定

東京電力は6月24日、格納容器漏えい箇所の特定と補修に関する技術を研究開発するため開発中のトーラス室壁面調査装置の実証試験を行うことを明らかにした。福島第一・2号機のトーラス室壁面(東壁面北側)を対象に、カメラ映像を得るための水中遊泳ロボット(=写真)、超音波ソナーによるドップラ計測画像を得るための床面走行ロボットの2つの装置の性能を約1か月かけて実証する。水中遊泳ロボットはトーラス室東壁面北側建屋貫通部(5箇所)の状況や滞留水の流れの有無をカメラ撮影し画像で確認する。床面走行ロボットは同じ建屋貫通部の1か所を選定してトーラス室床面に下したロボットから超音波ソナーで計測し滞留水の流れの有無が確認できるかを実証する。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで