ILC計画で作業会合始動 文科省

国際リニアコライダー(ILC)計画に関する文部科学省の有識者作業会合が6月24日、初会合を開いた。

ILC計画については、日本学術会議が8月に、文科省からの諮問に対し、国内での実施可否判断に向け、(1)素粒子物理学研究のより明確な方針(2)停滞を招かない予算の枠組み(3)国際的経費分担(4)国内体制のあり方(5)建設期および運転期に必要な人員・人材――などを、検討すべき重要課題として示している。このほど始動したのは、素粒子・原子核物理分野の将来構想において、ILCが担う科学的役割を検討するもので年度内、2か月に1回程度召集される。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで