18年度より運用開始 中部電力 使用済み燃料乾式貯蔵

中部電力は7月31日、浜岡原子力発電所4号機タービン建屋北側に建設する使用済み燃料乾式貯蔵施設を、18年度から運用する計画を発表した。準備が整い次第、原子炉設置変更許可申請を行うこととしている。

使用済み燃料乾式貯蔵施設は、水や電気を使用せず、使用済み燃料から発生する熱を、空気の自然循環で冷やすもので、同社では、08年に建設計画を公表し、建設予定地の地質調査、施設の設計を進めてきたが、新規制基準を踏まえた基準地震動による耐震設計見直しで、貯蔵建屋の耐震壁の追加が必要となったため、貯蔵容量が、当初計画の燃料集合体約4000本から同2200本に減少することとなった。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで