首相、原爆式典で核兵器廃絶訴え

広島原爆投下から69年目を迎えた6日、安倍晋三首相は、広島市の平和記念公園で開催された原爆死没者慰霊式・平和祈念式に臨み、約4万5000人の被爆者や遺族ら、国際機関やEU、海外68か国の代表とともに、犠牲者の冥福と世界平和を祈念した。

挨拶に立った安倍首相は、「核兵器の惨禍を体験したわが国には、確実に『核兵器のない世界』を実現していく責務がある」と明言し、4月に広島で行われた軍縮・不拡散イニシアティブ外相会合の成果などを振り返った上で、来る15年が被爆から70年目の節目となり、NPT運用検討会議開催の年でもあることに触れ、非核三原則を堅持しつつ、核兵器廃絶、世界恒久平和実現に向けて、一層努めていくことを訴えかけた。

慰霊式・平和祈念式には、C.ケネディ駐日米国大使も出席した。13年11月の大使就任後初の広島訪問。

◇   ◇

安倍首相は9日、長崎市で開催された平和祈念式典に参列し、原爆犠牲者への哀悼の意を表した。式典後は、市内のホテルに移り、被爆者五団体の代表者から要望を受け、記者会見を行うなどした。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで