岡山大、深海作業ロボ開発 長時間潜航可能に

岡山大学の研究グループは6日、深海での長時間潜航・作業が可能な自律制御型水中ロボットの開発に成功したと発表した。同学が開発したロボット制御知能MOS(Move on Sensing)を搭載し、海底資源探査、海中未確認生物の生態調査の他、海産物の栽培漁業、機雷掃海、人命救助への活用も期待できるとしている。

「ももたろう岡大1号」と名付けられたこの自律制御型水中ロボット(=写真)は、従来の遠隔操作型水中ロボットにカメラを複眼構成としたMOS制御知能を搭載し、(1)水中対象物の3次元位置・姿勢自動認識性能(2)固定型水中対象物に対する移動対象物の追尾制御性能――を持ち、自律制御AUV(Autonomous Underwater Vehicle)を実現した。


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