原電、評価やり直し求める 敦賀破砕帯の検討

原子力規制委員会の敦賀発電所敷地内破砕帯に関する評価会合が4日行われ、日本原子力発電が同社側の見解について説明した。規制委員会が前回8月27日の会合で整理した論点に基づき、D―1トレンチ内に確認されたK断層の最新活動時期や連続性を中心に、予定時間を大幅に超え5時間以上にわたって議論された。

規制委では、次回にも評価書の議論に移ることとしているが、会合終了後、原電側は、「(規制委の)有識者側から出された当社の見解に対する指摘や、有識者から示された見解について、科学的根拠や具体的理由等が示されていない」とコメントを発表するとともに、翌9日、原子力規制庁に対し、評価会合のやり直しを申し入れた。


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