原子力利用での協力に進展 日・バングラ首脳

バングラデシュを訪問した安倍晋三首相は6日、ハシナ首相と会談を行い、同国へのインフラ整備、投資環境整備などを通じ、経済協力を深化していくことを確認した。また、バングラデシュ側からは、日本企業進出への期待、良好なビジネス環境確保に取り組んでいくことなどが述べられた。

会談の中で、両首脳は、原子力エネルギーの平和的・安全な利用における二国間協力の重要性を再確認し、福島第一原子力発電所事故の経験と教訓を共有するため、14年内に、両国間の専門家対話を開始することで一致した。

また、安倍首相は7日、スリランカでも首脳会談に臨み、同じ海洋国家として、海上保安分野での協力強化について合意するなどした。


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