電力・ガス業界は「雷雨」 帝国データバンク「業界天気図」公表

帝国データバンクは8月25日、219業種について、企業業績や経営環境を、良好な順に、「快晴」、「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、「雷雨」の7段階の天候で表した「業界天気図」の13年度動向と14年度展望を発表した。

エネルギー業界で、「電力・ガス」は、13年度動向と14年度展望ともに最も悪い「雷雨」で、「収益力改善への取組、電気料金の再値上げ、原発再稼働の可否など、取り巻く環境は厳しい」などと分析している。

全体では、「快晴」、「晴れ」、「薄日」の3段階を「晴天」に、「小雨」、「雨」、「雷雨」の3段階を「雨天」に分類した場合、13年度の動向は「晴天」が81業種だったが、14年度の展望では「晴天」が71業種に減少し、一方、「雨天」は両年度とも64業種で、13年度からの「好転」の見込まれる業種は大幅に減少する見通しとなった。


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