津波越流に強い盛土構造開発 鉄道総研

鉄道総合技術研究所は2日、大地震に対する耐震性に加え、津波が盛土を越えて流れる津波越流が長時間発生しても破壊しにくい新しい補強土構造物を開発したと発表した。東日本大震災の経験から、巨大津波が防潮堤を越えてきた場合、鉄道や道路の盛土構造が二番堤として地域の被害を低減する役割も期待できることから、現地調査や波浪模型実験によって検討を進めてきたもので、ジオテキスタイル(面状の高分子材料系地盤補強材)の配置による剛性向上などが図られている。


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