OECD/NEA事務局長に W.マグウッド前NRC委員

経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)は1日、1997年から事務局長職を務めていたL.エチャバリ氏に代わり、前日まで米原子力規制委員会(NRC)委員だったW.マグウッド氏(=写真)が新事務局長に就任したと発表した。

物理学の学位を持つマグウッド氏は1998年から2005年まで米エネルギー省(DOE)の原子力局長として、米国の「原子力2010」計画や「第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)」などの重要イニシアチブを牽引。この間にNEA運営委員会の委員長も務めた。

10年以降の4年半は5人のNRC委員の1人として独立性を持った原子力規制の重要性を提唱するとともに、米国その他の原子力利用国において強力かつ信頼性が高く技術的にも健全な原子力規制を維持する必要性を訴えた。


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