安藤ハザマほか企業体 減容化処理を受注 浪江町の除染廃棄物など

安藤ハザマと日立造船、神戸製鋼所による日立造船・安藤・間・神戸製鋼所特定共同企業体(代表者:日立造船)は17日、環境省福島環境再生事務所より、平成26年度浪江町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)を受注したと発表した。

この事業は、放射性物質汚染対処特措法に基づき、汚染廃棄物対策地域である福島県浪江町内の仮置場に保管されている対策地域内廃棄物(津波廃棄物、家屋解体廃棄物、家屋の片付け等のごみ、除染廃棄物)を安全に減容化処理することを目的としている。

受注した各社の企業体は、福島県浪江町内における仮設焼却施設および仮設灰保管施設等の建設工事、同施設の運営業務、事業終了後の施設解体・撤去工事までを請け負う。

運営業務では、同企業体が仮置場に保管されている対策地域内廃棄物を仮設焼却施設まで運搬し、約2年間で約16万3000トン(津波廃棄物、家屋解体廃棄物=6万2000トン、片付ごみ=2万トン、除染廃棄物=8万1000トン)の焼却処理を行う予定。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで