何より地元理解が大事 小渕経産相 川内の住民説明にあたり

小渕優子経済産業相は10日の閣議後記者会見で、九州電力川内原子力発電所1、2号機の新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会が9日より始まったことについて、会場はほぼ満員となり、住民からは、不安が払拭されたという声や、一方で、依然と安全面に対する心配も感じられたなどとする現地職員からの報告を述べた上で、再稼働に際しては、「何よりも地元の理解が大事」として、コミュニケーションを十分に図っていく必要を強調した。

15日にかけて5回行われることとなっていた住民説明会だが、13日予定のいちき串木野市内の開催は、台風のため20日に延期された。

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九州電力は8日、川内1号機の工事計画認可および保安規定変更認可に係るすべての補正書を原子力規制委員会に提出した。既に、一部の工事計画認可に関しては9月末までに提出済みだ。同2号機の工事計画認可についても、準備が整い次第、提出する予定。


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