タイ首相、インフラ整備に期待 輸入規制の検討加速

安倍首相とタイのプラユット・ジャンオーチャー首相は16日、アジア欧州会議(ASEM)第10回首脳会議出席のため訪問していたイタリア・ミラノで、タイ新政権発足後初となる首脳会談を行った。

安倍首相は、タイの持続的な成長のため、インフラ整備等における日本の技術等の活用を呼びかけたほか、東日本大震災後の放射性物質に係る食品輸入規制の早期撤廃や、タイで活動する日本企業にとって重要な透明・公正な投資環境の整備について要請した。

タイ側からは、エネルギーなどのインフラ分野での日本の協力に期待を示した。食品輸入規制については検討を加速するよう指示するとした。


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