多国間貯蔵構想など、共同声明に IFNEC ソウルで執行委員会会合開催

国際原子力エネルギー協力フレームワーク(IFNEC)の執行委員会会合が17日にソウルで開催された。IFNEC参加国19か国、オブザーバー国6か国などが出席し、日本からは岡芳明原子力委員長、中西宏典内閣府大臣官房審議官、香山弘文経済産業省資源エネルギー庁原子力国際協力推進室長らが出席した。

今回会合では、多国間貯蔵構想の利点について更に検討することや、アフリカにおける原子力エネルギーの開発に関連する課題(人材養成、立地、規制・ライセンス等)に焦点をあてたワークショップを15年に開催することなどを盛り込んだ共同声明を採択した。

さらに、OECD/NEAが、IFNECの事務局機能を引き受けることも可決された。15年の執行委員会会合は、ルーマニアが主催する。


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