廃炉対策を高く評価 原賠機構・海外委員

原子力損害賠償・廃炉等支援機構で、廃炉に関する専門技術的な助言を行う海外特別委員が10月29日、福島第一原子力発電所を視察した。

視察に訪れた委員は、クリストフ・ベアール氏(フランス原子力・代替エネルギー庁)、ポール・ディックマン氏(米国アルゴンヌ研究所)、マイク・ウェイトマン氏(元英国原子力規制庁長官)、ロザ・ヤング氏(米国電力研究所)の4名(=写真右から)。一行は終了後、東京・港区の同機構本部で記者会見を行い、現場の技術力や管理体制について、概ね高く評価する一方で、今後の燃料デブリ取り出しに向けてのリスク低減や、規制当局とのコミュニケーションにおいて共通の目標を明確にする必要などを指摘した。


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