エクセロン社の23基が高稼働 米国

米国の6州14地点で23基の原子炉を操業するエクセロン社は10月29日、これらの原発が今年第3四半期中に前年同期比25%増の452億6300万kWhを発電するなど、良好な運転実績を残したと発表した。

このうち86億1700万kWhは2012年に買収したコンステレーション・エナジー・ニュークリア・グループ(CENG)所有の3サイト5基からのもの。ニューヨーク州にあるギネイ原発の1基、ナインマイルポイント原発の2基、およびメリーランド州のカルバートクリフス原発の2基で、昨年7月末にエクセロン社への統合が決まって以降、今年の4月1日付でようやく正式にエクセロン社の所有となっていた。

43%だけ出資しているニュージャージー州のセイレム原発を除いた第3四半期の平均稼働率は96.5%で、これも前年同期の94.8%から上昇。燃料交換のための計画停止日数は合計18日間で、前年の43日から大幅に改善された。ただし、燃料交換以外の停止日数は20日間で、前年の5日間から増加する結果になったとしている。


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