今後の連携強化を確認 薗浦健太郎外務政務官が IAEA事務局長と会談

第2回国連内陸開発途上国(LLDC)会議出席のためウィーンを訪問していた薗浦健太郎外務政務官は5日、天野之弥国際原子力機関(IAEA)事務局長と会談した。

薗浦政務官は、福島事故対応に関し、IAEAからの海洋モニタリングの専門家の派遣など、日本とIAEAとの具体的協力が進展していることについて感謝し、天野事務局長が重視する途上国における原子力平和的利用促進を支持した。また、イラン核問題の現状についても意見交換を行ったほか、IAEAのエボラ出血熱対策への取組を評価し、今後の連携強化の必要性を確認した。

天野事務局長は、日本の核物質防護条約改正締結を歓迎するとともに、原子力安全に関する福島閣僚会議等の関連会議開催、IAEA各種ミッション派遣などの取組について説明。今後さらに協力していくことが重要だと語った。


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