超小型人工衛星打上 東京工業大東京理科大 X線等検出器搭載

東京工業大学と東京理科大学の研究グループは7日、先進的な天体観測・地球観測技術の宇宙実証を目的として開発を行った50kg級の超小型人工衛星「TSUBAME」の打ち上げに成功したと発表した。

人工衛星は6日の16時35分(日本時間)、ロシアのドニエプルロケットにより打ち上げられ、東京上空を同日21時過ぎに通過し、目黒区の東工大地上局で衛星システムの正常動作が確認された。

「TSUBAME」は、機動性を武器とし、高性能なX線・ガンマ線検出器を搭載しており、今後、ブラックホール誕生の瞬間など、極限の物理現象の解明に向け活躍する。


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