廃止措置を捉え国際貢献へ 浜岡1号

中部電力は11月26日、廃止措置中の浜岡原子力発電所1号機を活用し、原子炉の運転による構造物の材料特性変化や、放射能状況に関する調査研究を、IAEAなどと連携し実施すると発表した。浜岡1号機は、同2号機とともに、09年1月に運転を終了し、同年11月、国内軽水炉として初めてとなる廃止措置段階に移行しており、現在、第1段階の解体工事準備期間にある。

IAEAの国際プロジェクトに参画して実施する材料特性の変化に関する研究では、原子炉本体部分から構造物の一部を採取して、運転中では困難な原子炉圧力容器や原子炉格納容器の材料特性変化を調査・分析し、世界各国で進められている廃止措置の知見を集約して、原子力安全の向上に貢献する。

一方、米国電力研究所との共同で実施する放射能状況の調査でも、実機材料を採取して放射能分析などを行うことにより、より精密に原子炉内の放射能分布を把握し、合理的・効率的な解体工事や、解体廃棄物の処理処分計画につなげていく。


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