緊急作業時被ばく規制の論点を整理 規制委

原子力規制委員会は10日の定例会合で、緊急作業時の被ばくに関する規制について、国際機関の考え方や諸外国の状況、今後の検討に向けた論点を整理した。福島第一の事故発生時の対応を踏まえ、放射線審議会で11月に関係省庁、東京電力などから、緊急被ばくに関するヒアリングが行われている。

同日会合で、原子力規制庁が、検討の論点に8項目をあげた。(1)緊急作業の適用施設・区域(2)緊急時の始期・終期(3)適用を受ける対象者(4)線量限度適用に当たっての事前の対応範囲と内容(5)線量限度適用に当たっての事後の対応範囲と内容(6)線量限度の設定(7)制限値の対象は実効線量でよいか(8)緊急時被ばくと計画被ばくの線量の違い――。


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