温暖化ガス排出が過去最大に 13年度の実績

環境省が4日発表したところによると、日本の13年度の温室効果ガス排出量(速報)は、13億9500万トン(CO換算)で、1990年度以降、最大の量となった。原子力発電所が停止したため、火力発電の化石燃料消費増に伴うエネルギー起源COの排出量が増加したことが要因であり、前年度比1.6%増、05年度比1.3%増となっている。

なお、今回の算定から、温室効果ガスとして、新たに三フッ化窒素も追加された。

エネルギー起源CO排出量については、11月に資源エネルギー庁が発表したエネルギー需給実績よると、13年度は、12億2400万トンとなっており、これも1990年度以降で、最大の量となっている。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで