原発再稼働で貿易赤字縮小へ

日本貿易会は4日、14、15年度の貿易収支見通しを発表した。

それによると、13年度は過去最大の13兆7555億円の貿易赤字を記録したが、14年度の貿易赤字は、円安の進行による輸出増勢、資源価格の下落による輸入減少を受け、11年度以降で初めて縮小に転じ、赤字額を11兆7710億円と見込んでいる。また、15年度は、電力需要の減少、原子力発電所の再稼働により、火力発電用の燃料輸入が小幅ながら減少するほか、資源価格の下落が円安の進行を上回ることなどから、貿易赤字は10兆4570億円へと2年連続で減少するとの見通しだ。

貿易会では、短期的な為替レートの変動に左右されないよう、国際競争力の高い産業育成、所得収支やサービス収支のさらなる拡大、食料やエネルギー資源の安定調達に向けた方策などを検討していくことが重要だとしている。


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