クダンクラム1が営業運転開始 インド

インド原子力発電公社(NPCIL)は12月31日、同国で21基目の商業炉となるクダンクラム原子力発電所1号機(ロシア型PWR)が同日付で営業運転を開始したと発表した。

これまで最大でも50万kW級の国産加圧重水炉が中心だった同国で、同炉は初のPWRであるとともに、初の100万kW級原子炉。福島第一原発事故に伴う地元の反対運動激化により、2013年10月に約2年遅れで送電網に接続されていた。

同国最南端に位置する立地点のタミル・ナドゥ州を始め、南部の5州に電力を供給している。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで